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会長 厚地政幸
 

早いもので、学会を終えてあっという間に1ヶ月が経過してしまいました。

 果たして自分達だけで全国規模の学会を運営できるかどうか危惧していましたが、約 1,200 名の参加者の皆様のおかげをもちまして、無事終えることが出来て感謝しております。

 この会も8回目を向かえて、具体的な姿が見えて来たような気がします。以下箇条書きにしてみます

脳神経外科医そのもののレベルアップには「日本脳神経外科学会」、「脳神経外科コングレス」、及び各サブクリニカル学会・研究会で進め、脳神経外科病(医)院及びチーム医療のレベルアップはこの「日本病院脳神経外科学会」で進める。
一般市民に対しても、こちらからの情報を発信する目的で、市民講座を同時に開催する等が定着してきている様に思えました。
この学会は世間の常識から外れないよう、各企業の指導者、またはコメンテーター等から世間の常識、経営のノウハウ等を学ぶ。一方、国の将来の方針を聞くと同時にこちらからの意見、要望をアピールする。
病(医)院のレベルアップ、及び各医療従事者によるチーム医療のスキルアップについては、各セクションにて、各々のスタッフが研究発表し、 how to を学び合い、各専門分野の expert の先生方の presentation を一緒に聴く、ポスターセッションでは各分野の医療従事者グループがお互いに間近で検討し合うという型も出来つつ
あります。

 今回の学会で、ちょっと無理したかな?と思われる点は、主催者が余りに張り切りすぎて、各専門分野の expert の先生方を呼び過ぎ、多くのセクションに分け過ぎた為、聴衆者が分散され、各専門の先生方に少々御迷惑を掛けたのではないかと危惧しています。次期学会主催の先生方にこの点を修正してもらえれば、更にすばらしい学会が開催されるのではと期待して、少々反省しながら筆を置きます。

 学会へ参加して下さいました皆様に感謝致します。誠にありがとうございました。

                                                第8回日本病院脳神経外科学会
                                                     会長 厚地 政幸

  

県民ホール
  
 

ランチョンセミナー
 

   


会場風景

 第8回日本病院脳神経外科学会は、厚地政幸会長(医療法人慈風会厚地脳神経外科病院理事長)のもと、平成 17 年 7 月 16 日(土)・ 17 日(日)、 鹿児島市 かごしま県民交流センターにて開催された。テーマは「究極的にからだ(脳、生命)にやさしい検査から治療まで」であり、全国各地から「熱い情熱」をもった医療人約 1200 名が南国鹿児島に参集した。

  学会は、特別講演 11 部門・ 17 題、教育講演 4 部門・ 9 題、ランチョンセミナー 2 題、一般演題 153 題(口演 134 題、ポスター 13 題、懸賞部門 6 題)と市民公開講演会 3 題であった。会場は大ホール2、研修室5で行われ、会員懇親会は、桜島を望見できる高台の城山観光ホテルで華やかに行われた。

 学会前日の 15 日、同ホテルにおいて同協会理事会が開催され、理事会のあり方について熱心な討論の後、会長招宴会が国際的オペラ(テノール)歌手米澤傑先生(鹿大病理学教授)の熱唱に感動し和やかに行われた。

  特別講演は、原口泉先生が西欧近代科学の先進地「 II. 薩摩藩の医史」、医療管理学として、 Bruce McClymonds 先生が「 VI. 米国の医療管理」、中島正治先生が厚労省の立場から「 III. 医療保険制度」、北原茂実先生が現場から「 IV. 今後の医療」、西岡郁夫先生が異業種から「 X.IT と経営」について述べられた。最先端の臨床医学として、福島孝徳先生が「 IX. 米国の脳神経外科の現状」。脳腫瘍では、堀智勝先生が「I -1. 聴神経腫瘍手術とガンマナイフ」、藤津和彦先生「I -2. 頭蓋底手術の工夫」、寺本明先生「I -3. 下垂体腫瘍の診断治療」。血管内治療については、高橋明先生「 V-1. 現状と未来」、江口恒良先生「 V-2. 血行再建術−バイパス術」。ガンマナイフでは、 Bengt Karlsson 先生「 VII-1. 腫瘍の治療・歴史と現状」、林基弘先生「 VII-2. 機能的脳疾患」。脳梗塞では、山口武典先生が「 VIII-1. 治療戦略と展望」、酒向正春先生「 VIII-2. 病態、治療、そして人間回復へ」。脊椎・脊髄外科について、金彪先生「 XI-1. 手術の現状」、 Benjamin R. Gelber 先生「 XI-2. 腰椎椎体固定術」。
 


会場風景

会場受付

 教育講演では、井形昭弘先生「 I-1. 夢の長寿社会」、宇都由美子先生「 IV-1.IT 利用による看護管理学」、 A. Sattar M. Hasim 先生「 III. パキスタンの脳先天性異常」。超急性期脳梗塞の治療について、端和夫先生は「 I-2. 脳梗塞急性期の t-PA 使用」。認知リハでは、浜田博文先生「 II-1. 早期痴呆(認知症)」、窪田正大先生「 II-2. 脳卒中患者の失行症」、浜田博文先生「 II-3. 前頭葉損傷による高次脳機能障害」。脳卒中リハでは、丹羽さよ子先生「 IV-2. 看護」、前田哲男先生「 IV-3. 臨床運動学」。

 
  ランチョンセミナーでは、近藤達也先生「 I. 国際感染症」、阿曽佳郎先生「 II. 外来患者さんの対応」。
 一般演題は、外来、検査、手術、栄養、リハ、看護管理、ケア、チーム医療、安全・感染対策、 IT 関連、個人情報・災害対策、ポスター、懸賞部門と、脳外科医療の全分野にわたるものであった。

 市民公開講演会は PET とガンマナイフの特別講演であった。
 特に、井形昭弘先生は「特別講演 I-1. 夢の長寿社会」で、生命の重さ、医学の進歩、予防・介護、そして未来長寿社会は明るいと述べられた。


会場風景

 
  本学会は、他の診療科にはみられない脳外科医とコ・メディカルによる臨床中心の学術集会である。まさに私ども脳外科医療人は,生命の尊厳のもとに「脳科学の時代」に相応しい臨床活動を目指す決意を新たにした。会長ならびに関係各位に深甚の感謝の意を表したい。

来年 7 月第 9 回日本病院脳神経外科学会総会(新潟)を期して散会した。


日本病院脳神経外科協会 
理事 永冨 裕文 



2005年7月16日(土)第8回日本病院脳神経外科学会にて総会が開催された。 


1. 第8回学術集会会長挨拶
2. 理事会報告

       
7月15日(金)第8回理事会が開催され、出席24名、10名の委任状提出があり、
       理事会が成立した。
      
       ?第 7回日本病院脳神経外科学会収支報告があり、承認された。
       ?日本病院脳神経外科協会事務局の会計報告、会計監査報告があり、承認された。
       ?第9回学術集会会長より日程の発表・ご挨拶
         新潟脳外科病院 新井弘之先生より日程の報告があった。
       ?第10回学術集会会長確認の件
         永冨脳神経外科病院 永冨裕文先生であることが確認された。
       ?第11回学術集会会長確認の件
         中村記念病院 中村博彦先生であることが確認された。
       ?その他
        (1)役員改選の件
        理事 唐澤 淳先生ご逝去・理事 苧坂邦彦先生辞任・理事 梶川 博先生病院長
        交代・以前より理事1名の欠員があったため、理事定員に4名の空席が出来たことが
        報告された。
        理事・評議員に 5名が推薦され、検討された。
        理事会終了後、約1ヶ月までに、新理事の推薦を現任理事より募り、メール・ FAX等
        の書面にて選挙を行い、決定することを承認した。
        (2)議事録署名人に、清水鴻一郎先生・斉藤孝次先生が指名された。


3. 会計報告
       ?第7回学術集会収支報告
        北原脳神経外科病院より報告があった。

       ?事務局会計報告
        日本病院脳神経外科協会事務局より報告、監事 篠原豊明先生より会計監査報告があった。


4. 次期学術集会案内

       第9回学術集会会長より日程の発表・ご挨拶
       平成18年7月15日(土)・16日(日)に第9回日本病院脳神経外科学会を開催すること
       を 新潟脳外科病院 新井弘之より報告があった。

 

             



 

「有床診療所の規制のあり方」を大幅に見直し、2006年度の医療制度改革に盛り込まれる事が明らかになって来た中で開催された日本病院脳神経外科学会診療所部会の内容を報告します。以下はその議事録です。


           第8回日本病院脳神経外科学会診療所部会議事録


日時  :平成17年7月17日(日) 13:00〜14:30
場所  :かごしま県民交流センター 中研修室?
出席者 :池田俊一郎、石坂博昭、岡伸夫、片木良典、小林清市、平田俊彦、渡邉一夫

配布資料
     1、2005年4月13日の社会保障審議会医療部会資料の一部
     2、全国有床診療所連絡協議会ニュース(平成17年5月発行)の一部
     3、長崎県有床診療所協議会よりの情報(石坂氏より)

  本年5月 1 日の日本経済新聞の報道により、2006年度の医療法改正に向け、有床診療所の規制のあり方について社会保障審議会で議論されていることがわかった。その後調べたところ、資料1が2005年4月13日の社会保障審議会医療部会で審議された時の資料「有床診療所について」の一部である。又資料2の全国有床診療所連絡協議会ニュースの1,2頁は新聞報道等の一連の事をまとめた内容になっている。本日、石坂氏より入手の7月14日付け長崎県有床診療所会長名の資料3は時期的にみて確度の高い情報と考えられる。そこには有床診療所を4つに分ける案が出ている。出席者からは、外来診療の点数は維持してほしい。人員基準は厳しくしてほしくない。等の意見が出たが、本部会として「脳神経外科有床診療所の実状について」全国の脳神経外科有床診療所187施設(平成14年現在)を対象にアンケートを取り、具体的数字を示した意見を取りまとめて、日本医師会経由で厚生労働省へ提出する事となった。なお、アンケート内容は事務局で案を作成して、関係者に送り意見を出してもらい修正をする。

                                                         以上 

[お願い]アンケート内容についてご意見を下記へお寄せください。
   E-mail : jansclinics@mx8.tiki.ne.jp
   FAX   : 0875‐23‐2115  診療所部会 宛

以下は平成17年7月14日付け長崎県有床診療所協議会よりの情報です。

1)高機能タイプの有床診療所については、原則として基準病床に算入した上で、 48 時間規制
  も撤廃し、病院並の施設基準や人員配置基準を設け、見返りとして入院基本料に引き上げる
  ことを視野に入れている。ただ、高機能タイプの中でも、中・長期的な入院治療から日帰り手
  術まで、機能によって診療時間などに幅があるため、柔軟な規制の適用を念頭に置いている。

2)従来のタイプも存続させるが、もともと本格的な入院治療を行う目的ではないため、ベッドは
  現行通り基準病床には入れず、施設基準等も強化しない。
  その代わり入院基本料は据え置きを想定しているが、人員配置を充実した場合などには、
  加算できる形を描いている。

3)産科については、自由診療である上、産後等の入院期間も 48 時間の入院期間制限を越える
  ケースが大部分を占めるとみられている。このため、内科や外科等の一般診療科とは切り離し、
  新たな類型を設けるのが妥当と判断している。基準病床に含めるかどうかなどはなお検討する。

4)療養型の有床診療所は微調整に留まる模様。



診療所部会

日本病院脳神経外科学会 診療所部会
部長 片木 良典



 
  日本病院脳神経外科協会主催の第 9回日本病院脳神経外科学会は、明年 平成 18年7月15日(土)、16日(日)の2日間、新潟市万代島の 「朱鷺 ( とき ) メッセ(新潟コンベンションセンター)」 において行い、私共 医療法人泰庸会新潟脳外科病院がお世話をすることとなっております。

 ちなみに、当院は昭和 63年開設、年間の外来患者11万人、入院延べ人数5万人、施設基準手術例174例の脳神経外科単科病院であります。

 本学会のテーマは、「 国民の生命を守る 脳神経外科医療を育てる 」とさせていただきます。
一般公募演題を最重要視して参りますが、その他に幾つかの特別企画の主題として、
  ?◎ 日本医療の根本問題に迫る−現状と課題−
  ?◎ 真に患者側に立つ脳外科医療とは
  ?◎ 危機管理と医療事故・医療過誤
  ?◎ 脳神経外科病院に必須な病理解剖とその問題点
  ?◎ 看護などコメディカルの教育研修
  ?◎ 神経活動をみる技術

の主題それぞれにつき視点の異なる4〜5名で意見を述べていただく他、
◎特別演題 2題 ◎特別公開講演 2題 を予定し、折衝中であります。


(右の塔はホテル日航、左半分は展示場、右方部の4階が学会場です。)

 新潟市は、日本一の大河・信濃川の河口で、日本のほぼ中央に位置し、古くは古事記で「古志(越)」と呼ばれた地で、水も清く豊富で、「こしひかり」を産み、海の幸にも恵まれ、歴史の島 佐渡への通航路でもあります。
 
 どうぞ全国から多くの脳神経外科関連の方々がおいで下さることを、一同心からお待ち致しております。

                                                第9回日本病院脳神経外科学会
                                                        会長 新井 弘之
                                   (医療法人 泰庸会 新潟脳外科病院 理事長・院長)





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